有限会社Y様は、「地松」を専門に製材されているメーカーです。
素材の仕入れにこだわり、構造材から内装材まで、幅広く商品を取り扱い、製造および販売をしています。
しかしあんがら、従来は「地松」という特徴を活かしきれていませんでした。
そこで「地松」にこだわり、幅広くマーケティングを展開、ホームページや地域情報誌などの刊行で情報を定期的に発信し、顧客とのコミュニケーションを図りつつ、新規顧客の開発に取り組みました。
結果ブランディングに成功し、「地松」以外での需要も高まりました。
今後とも自然と共存しながら松のすばらしさを広め、伝統工法の技を守る事業にまで発展をとげています。

Nファーム様は、年商2,000万円を超えるフルーツ農家様です。
直売店の経営にはじまり、地元レストランの契約、道の駅やデパートへの出店をされていて、さらなる経営の拡張を目指されていました。
地元紙などへの広告も打ち、反響はありましたが、広告費捻出などさらに売り上げ増を期待している状況でした。
しかしながら当社にて調査させていただいたところ、費用対効果、人材配置、商品開発など、客観的な判断がやや甘い傾向が見られました。
そこで当社ではまずオリジナル商品によるイメージアップをご提案しました。
さらにSNSでの発信に力を入れ、フォロワー数を伸ばし認知を図りました。
結果、ブランドに対するファンが拡大し、レストラン、デパートなどの固定客獲得に成功、売り上げ20％増という結果を得ることができました。

S株式会社様は、地元と密接な関係づくりをされている中堅の食品加工場です。
後継者育成と組織経営について、いくつか課題を抱えておられました。
代替わりがあった際に営業体制変革がありましたが、経営陣の考えに疑問を持つ社員も少なくなかったと思われます。
そこで経営幹部として、経営視点まで視野を広げていくことをご提案し、経営変革支援を開始しました。
各部門同士の事業課題をあぶりだし、経営体制に反映させることでスムーズな変革を試みました。
部門をまたいだ連携のスピード化を図り、次世代人材の育成をより明確化しました。
当社ではご提案のみにとどまらず、その後もご支援を続け、客観的に効果をみながらフィードバックを重ねていきました。
その結果、代替わりを一つの機会とみなし、よりよい経営体制への変革が社員に浸透、共通の目標をもって組織改革を進めることができました。